大人気の配色本シリーズ第2弾です。
正直、購入するかどうか迷いました。なぜなら、前作の内容で十分満足していたからです。本の表紙や帯のデザインも前作とほとんど代わり映えしませんし、どうせ同じような内容でがっかりするんじゃないかと思っていました。…でも、購入して正解でした!
確かに、同じテーマもあるんです。「年中行事」というテーマの子テーマ「春」「クリスマス」「ニューイヤー」なんかは、前作にもありました。それぞれの配色を見比べてみると、なるほど。どちらもテーマのイメージに合っていて、でも違う配色。なんだか得した気分になりました。
前作に比べて、「ネオレトロ」「お宝」「ギャラクシー」など、ちょっとニッチなテーマも収録されていて、違った魅力を感じる一冊です。
前作とこちらの2冊を持っていますが、配色に悩んだとき、こちらの本をパラパラとめくれば、どちらか一方にはイメージに近い配色を見つけることができるので、重宝しています。
配色はテーマ別にまとめられていて、例えば「ビジネス」というテーマの中には、「グローバル」「環境」「エグゼクティブ」などの子テーマがあって、さらに子テーマに合う配色が複数紹介されています。その数、4,100以上。それぞれの配色にイメージ写真がついていて、「あ、こんな感じ」を直感で選ぶことができます。配色を活かした作例や、配色パターン(2色・3色・4色)も載っていて、実用的な紙面の構成は、前作と変わりません。
クライアントとの打ち合わせでイメージを共有したいときや、あらかじめメインカラーやデザインのテーマが決まっているときにも便利に使えます。
「イメージに合う配色を見つけたい」「配色の引き出しを増やしたい」「苦手なイメージ・色がある」そんなあなたは、こちらの本を検討してみてはいかがでしょうか。
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