私が初めて購入した、デザイン関連の本です。

成り行きでデザインの仕事をすることになったものの、我流でいくつか作品を作って「これではまずい。」と焦り、手を伸ばした一冊です。

最初に購入したデザインの本がこちらで良かったと心から思います。

「目で見て楽しむデザインの本。」とサブタイトルにあるように、とにかく見ていて楽しい。一冊まるまるカラー印刷で、説明にもイラストや図解が多く、ビフォーアフターなどの制作事例も豊富。デザインの作り方やコツを直感的に理解できます。

デザインを仕事にするなら、感性やセンスだけではできないと私は思います。デザインは思っていたより論理的なもので、そのデザインの論理を知識として学び、繰り返し使いながら自分のものにすることで、デザイン力が向上するのではないでしょうか。

そんなデザインの論理的思考をはじめ、文字組み、色、構図など、デザインの基礎や細かなテクニックがギュッと詰まっています。269ページとは思えない情報量です。

新人デザイナーが主なターゲットのようですが、今でも定期的に見返したくなります。

「楽しくデザインを学びたい」「現場で活躍しているデザイナーの頭の中をのぞいてみたい」「わかりやすいデザイン教本が欲しい」そんなあなたは、こちらの本を検討してみてはいかがでしょうか。